カジノの世界にはさまざまなゲームが存在しますが、中でもテキサスホールデムはその魅力と戦略性で多くのプレイヤーを惹きつけてやみません。しかし、初心者にとってはルールの複雑さや戦略の深さがハードルに感じられることも。そこで今回は、カジノホールデムの基本的な遊び方からルール、さらには勝つためのハンド確率までを徹底解説していきます。
実はこのゲーム、適切な戦略を理解すれば、初心者でも大きく勝利するチャンスを掴むことができるのです。ポーカーの基本ハンドから始め、徐々に複雑な戦略に触れていくことで、あなたもカジノホールデムの醍醐味を存分に味わうことができるでしょう。
基本的なルール
カジノホールデムの基本的なルールは、
プレイヤーに配られた2枚のカード、中央に置かれる5枚のコミュニティーカード(共通カード)の計7枚のカードから最適な5枚の組み合わせをとってディーラーと勝負するだけです。テキサスホールデムのルールを理解している人はほぼそのままで、違うのはブラフだったり他のプレイヤーで勝負するのではなくディーラーとの勝負になります。
より端的なスリーカードポーカー(トリプルポーカー)のルールが分かれば追加で覚える事もほとんどないでしょう。
日本人に馴染みがある麻雀で例えると、スリーカードポーカーは配牌のみ(3枚)、カジノホールデムは配牌+ツモ(5枚)で勝負する感じでしょうか。
カリビアンホールデムとも呼ばれ、ライブポーカー系では最も人気があるゲームだと思います。個人的にも今最も遊んでいるゲームです。
カードの強さ
知っている人は飛ばして下さい。
一般的なポーカーと全く同じです。
■ 手役なし(ブタ)
これもトリプルカードポーカーと同じです。エースが一番強く2が一番弱くなります。配られた3枚のカードの中で一番強いカードを○○ハイと呼びます。(Q・8・5ならクイーンハイ)ちなみにハイカードが同じだった場合は2枚目のハイカードの強弱で勝負されます。
■ 役あり
役があった場合の方が当然ブタより強く役の強さの順番は以下のようになります。トリプルポーカーと比較するとフルハウス・ツーペアが追加されています。※5枚でしか存在しない役
手役 | 手役例 |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | AKQJ10 |
ストレートフラッシュ | 23456 |
フォーオブアカインド | 7777 |
フルハウス | 777AA |
フラッシュ | 2489K |
ストレート | 23456 |
スリーカード | 777 |
ツーペア | 1010JJ |
ワンペア以下 | 44 |
基本ゲームフロー(遊び方)
まずはオンラインカジノのカジノホールデムのゲームフロー、、ルールを完璧に覚えられなくても選択は一度(勝負・降りる)しかないので、数回やればなんとなく理解出来ると思います。
1. まずは時間内にスタートベットであるanteにチップを置きます。
B0NUS(ACES OF BETTER)でも楽しみたい人はコチラにもチップを置いてください。
2. 自分に2枚、ディーラーに2枚、中央に3枚のカードが配られるので2x(勝負する) or フォール度(降りる)の判断をします。勝負ならプレイ2x(Call)をクリック、降りるならフォールドをクリック
※中央に置かれるカードはコミュニティーカード(共通カード)と呼ばれる。
※判断はカジノホールデムのストテラジーで判断、この場合はQのワンペアなのでplayをクリック
※フォールドしたらAnteのベット分が回収される
3. 勝負した場合は、自動的にPlayの場所にAnteでベットした額の2倍がベットされます。プレイヤーとして選択するのはここまでで後は自動的に進み、勝敗が決まります。
※フォールドした場合はその時点で負け、Anteのベットした分が取られます。
4. コミュニティーカードが2枚追加され、計5枚になります。この7枚の中のうち最適な5枚を使用して一番高い役がプレイヤーの手になります。この場合だとQのスリーカードですね。
5. ディーラーが伏せている2枚のカードをオープンします。
ディーラーも同じく自札の2枚とコミュニティーカードの5枚の計7枚から5枚を使った手で勝負します。
この場合だとKKQQのツーペアですね。左に勝負の詳細が表示されるので間違える事もなく勝敗が決まります。
基本的なゲームフローはこれだけです。トリプルポーカーとほとんど同じで枚数が3枚から5枚に増えただけですね。
ディーラーの資格のあり・なし
基本的にポーカーゲームは手役の強さを競い合うゲーム性ですが、一つだけ覚えておいた方が良い事があります。
DEALER QUALIFIES WITH PAIR OF 4s OR BETTER
日本語訳だとディーラーは4のペア以上で資格があると書いてあります。つまり、4のペア未満は自動的にディーラーもフォールド扱い(資格なし)となります。
わかり易く例を見てみます。
プレイヤー側がAハイ、ディーラーが2のワンペアとなっています。当然、手の強さ的にはディーラーの2のワンペアの方が強いのですがプレイヤーの勝ち(もちろんフォールドを選択していない場合)になります。
コミュニティーカードがあり手の強さが1枚事に変わる可能性があるカジノホールデムでは余りおすすめ出来ませんが、いわゆる『ブラフで勝負』も可能です。このように自手のカードが弱くてもフォールドせずに勝負しても勝てる事がある事は覚えておいてください。
ベット方法(種類)・配当・確率
これがカジノホールデムで使われているテーブルです。
薄い黄色でマスクしている所を見てください。
・Ante(アンティ) ※PLAYとセット
・BONUS(ボーナス)
それぞれ楽しみ方や確率・配当、ハウスエッジも違うので一つ一つ詳しく説明していきたいと思います。
全く難しくないので一度読めば頭に入ると思います。
Ante(アンティ)
アンティベットはゲームスタートに必ず貼らなくてはいけません。基本ベットと言っても良いでしょう。ストレート以下の役で勝利した場合の報酬は1:1です。一部の役以上で勝った場合はAnte Bonusが追加されます。
ハウスエッジ(ペイアウト率)は2.16% (97.84%)です。
最も硬いベット方法です。フルハウスまでは比較的でますが、その上はなかなかでません。
【Ante Bonus】
手役 | 配当 | ハンド確率 |
---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100:1 | 0.0032% |
ストレートフラッシュ | 20:1 | 0.0279% |
フォーオブアカインド | 10:1 | 0.168% |
フルハウス | 3:1 | 2.60% |
フラッシュ | 2:1 | 3.03% |
ストレート | 1:1 | 4.62% |
スリーカード | 1:1 | 4.83% |
ツーペア | 1:1 | 23.5% |
ワンペア | 1:1 | 43.8% |
ペアなし | 1:1 | 17.4% |
AnteとセットであるPlayベット
Anteとセットのベット方法がこのPlayベット。Callと書かれていることもあります。
自札2枚+コニュニティーカード3枚のカードが配られた後に勝負かフォールドを選択しますが、勝負(Play)をクリックするとAnteの2倍の額が自動的にベットされます。
※Playのみにベットは不可能、2倍の額なのでAnteのベット額は考慮する必要あり
これは凄く簡単で勝った時にディーラーの手に4のペア以上が入っていれば1:1の報酬があるだけです。
4のペア未満(ディーラー資格なし)で勝った場合は、playに置いたチップはそのまま戻ってきます。役がある強い手の時は、ディーラーの手に4のペア以上ある事を願いましょう。
BONUS(ボーナス)
始めにプレイヤー側に配られた2枚のカード+コミュニティーカード3枚の計5枚で一定の役が出来ていれば貰えるベット方法です。※コミュニティーカード4枚目と5枚目は含まない
一定の役(ACES OR BETTERと書いてある通りエースのワンペア以上)が出来てさえいれば、ディーラーがそれ以上の手で負けてしまった場合も報酬が貰えます。上でも少し書きましたが、BONUSだけにベットするのは出来ません。
ハウスエッジ(ペイアウト率)は6.26% (93.74%)です。
これはゲーム性がプラスされるので個人的には賭けたいところですが、ハウスエッジ的にはかなり厳しい。A・Aはそこそこでますが、フラッシュからはなかなかでません。
【BONUS】
手役 | 配当 | ハンド確率 |
---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100:1 | 0.0001539% |
ストレートフラッシュ | 50:1 | 0.0013851% |
フォーオブアカインド | 40:1 | 0.0240096% |
フルハウス | 30:1 | 0.1440576% |
フラッシュ | 20:1 | 0.1965401% |
ストレート | 7:1 | 0.3924646 |
スリーカード | 7:1 | 2.1128451% |
ツーペア | 7:1 | 4.7539015% |
エースペア | 7:1 | 3.2505309% |
報酬額の計算例
2種類の賭け方が分かったら実際に計算してみます。
自動計算されるので遊ぶ知識としては必要ないかもしれませんが、上記の役の表を見ながら確認してみてください。
■ Ante+(Play)ベット(D 資格なし)
※bet:Ante = 4mbtc、Play = 8mbtc
■ 自手:ワンペア
■ ディーラー:Aハイ(4ペア以下資格なし)
なので勝利
→ Anteのベット額4mbtcと報酬分の4mbtc、Playのベット額8mbtc(ディーラー資格なしで勝利) = 16mbtc
■ Ante+(Play)ベット (D 資格あり)
※bet:Ante = 4mbtc、Play = 8mbtc
■ 自手:スリーオブアカインド
■ ディーラー:ツーペア
なので勝利
→ Anteのベット額4mbtcと報酬分の4mbtc、Playのベット額8mbtcと報酬分の8mbtc(D資格ありで勝利) = 24mbtc
■ Ante+(Play)ベット (Anteボーナスあり)
※bet:Ante = 4mbtc、Play = 8mbtc
■ 自手:フルハウス
■ ディーラー:フルハウス
手役は同じだが、Qと8の比較で勝利
→ Anteのベット額4mbtcと報酬分の12mbtc(フルハウス3倍)、Playのベット額8mbtcと報酬分の8mbtc(D資格ありで勝利) = 32mbtc
■ Ante+(Play)ベット + BONUS(スリーオブアカインド)
※bet:Ante = 4mbtc、Play = 8mbtc、BONUS = 1mbtc
■ 自手:スリーオブアカインド
■ ディーラー:ワンペア
※ Bonus(初手5枚):スリーオブアカインド
なので勝利
→ Anteのベット額4mbtcと報酬分の4mbtc、Playのベット額8mbtcと報酬分の8mbtc(D資格ありで勝利)、BONUSのベット額1mbtcと報酬分7mbtc(スリーオブアカインド7倍) = 32mbtc
カジノホールデムのストテラジー(基本戦略)
カジノホールデムの最適な戦略を定量化する簡単な方法はないと言われています。
トリプルポーカーと比較するとコミュニティーカードの不確定要素(これがゲームを面白くしているが)があるので仕方がないのかもしれません。
それでも簡易的な戦略・攻略はあって、一般的に
・ペア以上(初手5枚で)は勝負
・手札の2枚がAハイ・Kハイなら勝負
・フラッシュ・ストレートドロー(後1枚で役完成)は勝負
・手札の2枚がオーバーカード(コニュニティーカードの3枚よりも強いカード)なら勝負
・コミュニティーカード3枚が異スーツ、そのスーツが手札にない場合はJハイ・Qハイで勝負
・10以上のカードなし、またはストレート・フラッシュドローがない限り、ボードがペアになったらフォールド
※上記以外フォールド
と言われています。82%程が勝負するらしいのでフォールドしすぎずに比較的アグレッシブにプレーした方が賢いのかもしれません。
簡易的と言っても初めての人には正直難しいかもしれません。ではどうしたら良いか?
ツールを使う
ツールを使用するとその手の期待値が分かります。
使い方は簡単で別ウィンドウで開きながらトランプをクリックするだけです。
RaiseEVの数値(黄色マスク部分)が-1より小さい場合(-0.79等)は期待値ありの勝負、大きい場合(-1.3等)は期待値なしのフォールドになります。
プレイヤーの選択比率を活用
オンラインカジノのライブカジノホールデムだとプレイヤーの選択比率が表示(黄色マスク部分)されます。
ブラックジャックだとわけのわからない選択する人もいるのですが、ポーカーだとほとんどいません。比率が割れるゲームは期待値的にどちらでもほとんど変わらないゲームが多いのでどちらでも大丈夫です。
ハウスエッジまとめ
カジノホールデムには賭け方が2つあってハウスエッジはそれぞれ違います。
上記で軽く説明しましたが、オンラインライブカジノホールデム(Evolution Gaming)は以下のようになっています。
賭け方 | ハウスエッジ (ペイアウト率) |
---|---|
Anteベット(基本) | 2.16% (97.84%) |
BONUSベット | 6.26% (93.74%) |
個人的なおすすめは勝ちを求めるのであればAnteのみで遊んだほうが良いと思います。
Anteボーナス(一定以上の役)が出た場合の配当もそれなりに大きいのでAnteベットのみで十分。BONUSベット分だけ負ける日も感覚的に多い。
一撃性を求めるなら少しだけBONUSに置いても楽しいが出現率が、低い役(ロイヤルフラッシュ等)に割は取られている事は覚えておきたいところ。それでもベットしてるプレイヤーがたくさんいるのは純粋にポーカーが好きなのだと思う。
ちなみにベットは個人的にはフラットベットで十分楽しめる。ベットの上げ下げしたいならバカラの方がおすすめ。
ハウスエッジをリベートボーナスで攻略
ポーカーゲームは長時間じっくり勝負するのが基本だと思います。
なのでやはりライブゲームと相性の良い、エンパイアカジノのリベートボーナスを申請して遊んだほうが良いでしょう。
ベット総額の数パーセントが1倍条件のほぼキャッシュで戻ってきます。